- バリ島の文化
バリの伝統衣装について知ろう!特徴やいつ着られているかなど紹介

バリ島は、その美しい自然と豊かな文化でよく知られていますが、その中でも特に注目されるのがバリの伝統衣装です。バリの伝統衣装は、色鮮やかで独特なデザインが特徴で、島の文化や歴史を反映しています。この記事では、バリの伝統衣装の特徴や、どのような場面で着用されるのかを詳しく紹介します。
バリの伝統衣装の特徴
バリの伝統衣装は、男性用と女性用で異なるデザインが施されています。基本的に男性は「サロン」と呼ばれる布を腰に巻き、上半身には「ウダン」と呼ばれるヘッドバンドを着用します。一方、女性は「クバヤ」と呼ばれるブラウスと「サロン」を組み合わせ、華やかな装飾が施された「サンピン」というショールを肩にかけます。これらの衣装は、色とりどりの刺繍やビーズで飾られ、見る者を魅了します。
さらに正装する場合、このようなものを一通り揃えて着飾ります。
■男性の伝統衣装
ウダン(Udeng)
- バリ男性が頭に巻く布で、正面が尖った独特な形をしています。精神の集中や清らかさを象徴します。
- 宗教儀式の際には必須です。
カイン・カンバン(Kain Kamben)
- サロンのような腰巻き布。華やかな模様が特徴。
- 通常、腰に2枚重ねて巻く(下にプレーンな布、上に装飾された布)。
アンプック(Ampok)またはサパン(Saput)
- 外側に重ねる腰布で、色のコントラストが美しく、装飾性があります。
バジュ(Baju)
- シャツ。白い服が宗教儀式では好まれる。
■女性の伝統衣装
クバヤ(Kebaya)
- レースや刺繍が施された、体にフィットするブラウス。
- 上品でエレガントな印象を与えます。
カイン・カンバン(Kain Kamben)
- 男性と同様、腰に巻く布。ただし女性のものはより華やかで長く、歩くときは足元を少し持ち上げるようにして歩くことも。
サシュ(Selendang/Selendang atau Sabuk)
- 腰に巻く帯状の布。腰を締めることで、精神の集中と礼儀正しさを表します。
ヘアスタイルと装飾
- 花や金の飾りで髪を美しくまとめる。特に宗教儀式や結婚式では、頭飾り(スンゴル)などが豪華。
バリの伝統衣装の特徴
バリの伝統衣装の素材は絹や綿が多く使われ、手織りやバティック(ろうけつ染め)、ソンケット(金糸や銀糸を織り込んだ布)などが好まれます。
衣装の色やスタイルは、毎日のお祈り、寺院への参拝、結婚式、葬儀など、用途によって異なります。
特にバリでは色に意味があり、たとえば白は清浄、黒は保護、赤はエネルギーなど。宗教儀式ではそれぞれの色が神々に対応するそうです。儀式の際の衣装の色はこれらのイメージが意識されます。
バリで伝統衣装が着られる場面
現地人の間では、バリの伝統衣装は主に宗教的な儀式や祭り、結婚式などの特別な場面で着用されます。特に、寺院での儀式では、参加者全員が伝統衣装を身にまとい、神聖な雰囲気を醸し出します。
また、観光客も伝統衣装を着用する機会はあります。観光客向けのイベントや文化体験プログラムで、バリの伝統衣装が着られないか探してみてはいかがでしょうか。

バリの伝統衣装と観光
バリの伝統衣装は、観光客にとっても大きな魅力の一つです。バリ島を訪れる際には、ぜひ伝統衣装を試してみてください。観光地では、衣装のレンタルサービスなどがあり、手軽に体験することができます。
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バリダンス×伝統衣装×伝統楽器も魅力的!
バリ島では、バリの伝統衣装を着て伝統舞踊を体験したり、バリの伝統楽器に触れながら伝統音楽を習うこともできます。一度にこんなにもたっぷりとバリ島の伝統や文化を体験できるなんて、最高ではないでしょうか。
▼バリの伝統衣装を纏い習う伝統舞踊、バリの伝統楽器に触れて習う伝統音楽
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バリの伝統衣装について -まとめ

バリの伝統衣装は、その美しさと文化的な価値から、多くの人々に愛されています。特別な場面で着用されるバリの伝統衣装は、バリ島の文化を深く理解するための重要な要素のひとつです。
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