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バリ島のニュピ(静寂の日)とは?旅行者が注意すべきポイントまとめ

バリ島の「ニュピ」は、ヒンドゥー教の新年を祝う特別な日であり、島全体が静寂に包まれる日です。この日は、バリ島の人々が内省と瞑想に専念し、外出や騒音を避けるため、旅行者にとっても特別な体験となります。この記事では、ニュピの日に旅行者が注意すべきポイントをまとめ、バリ島での過ごし方をご提案します。

バリ島のニュピ当日のルール(禁忌)

ニュピの日には4つのルールがあります。

①アマティ・グナ(Amati Geni)
→ 火や電気の使用を控える(照明、調理なども原則NG)

②アマティ・カルヤ(Amati Karya)
→ 労働をしない

③アマティ・レランガン(Amati Lelungan)
→ 外出をしない(観光客もホテルの敷地外へ出るのは禁止)

④アマティ・レラングアン(Amati Lelanguan
→ 娯楽を控える(音楽、テレビ、大声などもNG)

ニュピの日は、バリ島全体が静寂に包まれ、空港も閉鎖されます。旅行者はホテルや宿泊施設に滞在し、外出を控える必要があります。この日は、電気やインターネットの使用も制限されるため、事前に準備をしておくことが大切です。

観光客はバリ島のニュピの日にどう過ごせばいい?

観光客もこの日はバリに住んでいる人たちと同様にルールを守らなければならないので、宿泊しているホテル内で静かに過ごすことになります。

観光客がバリ島のニュピの日にできること

●読書や瞑想、日記を書く

●ホテル内での軽食や飲み物を摂取(冷たいもの)

●一部ホテルでは屋内プールやスパが利用可能(事前確認が必要)

●Wi-Fiが使える場合もあり、静かに映画を観たりすることも可能(音量注意)

●夜には星空観察が人気(バリ全土が真っ暗になるため星が非常に綺麗に見える)

●バリヨガで心身をリフレッシュ

観光客がバリ島のニュピの日にできないこと

●外出(ビーチ・道路などへの移動は禁止)

●電気を煌々とつける(部屋のカーテンを閉めて最低限の使用)

●音楽・動画を大音量で再生

●バイクや車の使用(緊急車両以外は走っていません)

バリ島のニュピの前後も要注意?!

前日(オゴオゴの夜)は、バリ各地で「オゴオゴ」と呼ばれる悪霊人形のパレードが行われます。非常にエネルギッシュでフォトジェニックなイベントです。道が混雑するかもしれないので注意が必要です。

翌日には通常の活動が再開されます。バリ島の町は再びにぎわいを取り戻します。ニュピ後は「静寂によってリセットされた清らかな新年」の始まりとされ、人々の動きが活発になります。事前にこれらの流れを知っておくことが大切です。

バリ島のニュピ(静寂の日) -まとめ

バリ島のニュピは、特別な静寂の日として旅行者にとっても貴重な体験となります。ニュピの日の前後にはバリ島の魅力を存分に楽しみ、ニュピ当日は静寂を心から味わってみてはいかがでしょうか。

また、バリ島旅行を計画する際は、ぜひこちらから詳細な情報をチェック!

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